マニフェスト
グリーンソフトウェア財団のマニフェストは、財団の方針と目的について一般に対する宣言です。財団の一連の基本的価値と、それらの価値をどのように運用可能にするかについて表しています。財団内の人々の決定と行動についての情報を提供すること、またそれらの指針となり、財団にとって何が重要かを外部の利害関係者に知らせる一助となります。
Mission
ミッション: グリーンソフトウェアのための、人材、標準、ツール、およびベストプラクティスからなる信頼できるエコシステムを構築します。
Vision
ビジョン : テクノロジー業界全体でソフトウェア開発の文化を変えることにより、性能、セキュリティ、コスト、アクセシビリティと同様に、サステナビリティもソフトウェアチームの最優先事項となります。
炭素を最小限に抑制
財団のミッションは、ソフトウェアに関連する世界の炭素排出量の全体的な変化を減らすことです。選択肢を評価する際には、中和(排出量の相殺)ではなく、軽減(排出量の削減)を支持するオプションを選択します。
Operationalise:
運用化:私たちがどのように活動するかや、作成し使用する基準と技術に関してのあらゆる決定において、いかに炭素排出量を最小限にするかを考えます。
信頼を最大化する
財団の成果に信頼がなければ、必要な影響力が持てず、核となるミッションを果たせなくなります。選択肢を評価する際には、財団の信頼を高めるオプションを選択します。
Operationalise:
運用化:
- 私たちには営利団体、非営利団体、政府機関、学界など、多様な組織が存在しています。
- プライバシーを守るための正当な理由がない限り、すべてのドキュメンテーション、スレッド、プロセスをオープンにし、高い透明性を保ちます。
共感を持って取り組む
すべての会員と貢献者が積極的に貢献できていると感じられるようにすることにより、相互信頼を促進する環境を確立し、より良い成果を導きます。
Operationalise:
運用化:
- 私たちは、答える前に積極的に耳を傾け、他のグループメンバーが参加していない時にはそれを認識し、彼らが参加するためのスペースを作るよう努めます。
- 私たちは、誰も が気候変動への道のりのさまざまな段階にあることを認識し、財団のミッションに沿って、仲間たちが理解と影響力を高めるのに役立つよう取り組みます。
- 私たちは、グリーンソフトウェア財団のミッションを達成するために、率直で建設的な私たちの仕事のフィードバックを仲間たちに提供することを約束します。
包括的で、すべての人に対してオープン
グリーンソフトウェア財団のミッションを達成するためには、すべてのメンバーに対して公平に行動し、多様な視点を含める必要があります。
Operationalise:
運用化:
- 組織のプロセス、通信チャネル、標準開発、コード全般にわたり、デジタルアクセシビリティを確保します。
- 私たちのワーキンググループと運営委員会は、合意によって機能します。課題について合意に至らない場合は、投票を行います。組織の大きさは関係ありません。一般および運営の各メンバー組織には、それぞれ1票ずつ割り当てられています。
- 運営委員会は、すべて考慮をしながら、他のメンバー組織よりも一部のメンバー組織に利益をもたらすリソースの要求について再検討をします。
- リナックス財団の独占禁止方針に従います。
説明責任を負う
説明責任により信頼を構築し、すべてのメンバー、利害関係者、および貢献者が、グリーンソフトウェア財団は自分たちの価値観を守り、安全性、専門性、および包括性を確保するコミュニティであると感じられるようにします。
Operationalise:
運用化:
- 私たちは常に、仲間たちが最善の意図を持って活動し、グリーンソフトウェア財団のミッションに向かって取り組んでいることを前提とします。
- グリーンソフトウェア財団のメンバーまたは貢献者が、当社の基本的価値と矛盾する行動を取っている場合は、委員長のアシム・ハッサン([email protected])宛に報告してください。
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