人材、標準、ツール、ベストプラクティスからなるグリーンソフトウェア 開発ための信頼できるエコシステムを構築する
ソフトウェアには大きく分けて2つの側面があります。気候問題の一部という側面、そして気候問題の解決 方法という側面です。
グリーンソフトウェアを開発し、普及させるためには、人材、標準、ツール、およびベストプラクティス からなる信頼できるエコシステムを構築する必要があります。まさにそれがグリーンソフトウェア財団の ミッションです。
炭素
私たちは、ソフトウェアが気候問題の一部ではなく、気候問題解決のためのものになることを望んでいま す。これが、私たちがソフトウェアによる炭素排出量を削減することで気候に及ぼす負の影響を減らすこ とに重点を置いている理由です。
ソフトウェアは気候問題のソリューションにもなりえます。ソフトウェアはあらゆる産業や社会の脱炭素 化を加速させることができます。我々人類はグリーンなソフトウェアの開発とグリーン化のためのソフト ウェアの開発の両方に取り組む必要がありますが、私たちが注力するのはグリーンソフトウェアを開発す るためのエコシステムを構築することです。
グリーンソフトウェア財団は非営利組織で、ソフトウェア開発に携わる人々のために設立されました。私 たちの責務は、ソフトウェア による排出量を削減するために開発者がすべき行動の正解を与えることです 。
削減
私たちは削減に注力しています。相殺ではありません。大気中に排出されなかった1グラムの炭素と、相殺 された1グラムの炭素は同じではありません。明らかに望ましいのはまずに炭素を排出しないことです。
削減することは、相殺することよりも困難です。それは必然的に、より多くのリスクと投資を伴います。 リスクと軽減し投資へのインセンティブを増すためには、人材、標準、ツール、およびベストプラクティ スからなるソフトウェアの炭素排出量削減のためのエコシステムを構築する必要があります。財団のミッ ションは、そのエコシステムを育てることです。
活動
私たちはソフトウェアの炭素排出量を削減する方法は次の3つだけだと考えています。
利用する物理的なリソースを減らす
利用するエネルギーを減らす
エネルギーをよりインテリジェントに利用する
エネルギーをよりインテリジェントに利用するということは、より低炭素のエネルギー源を消費するか、 低炭素な未来への移行に資するように電力を消費することを意味します。
ソフトウェアの炭素排出量を削減するためにできることはすべて、上記の1つ以上のカテゴリーに該当しま す。財団のミッションは、ソフトウェア業界全体でこの3つがより多く行われるようにすることです。
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